2021年03月29日
本校の建築学科、インテリアデザイン学科の講師を務めてくださっている野﨑先生が、鳥取駅前のオープンスペースをとっとりのみんなが楽しめる鳥取らしい賑わいの場にする活動に取り組まれています。
現在クラウドファンディングで資金調達をされていますので、その記事から少しご紹介いたします。
興味を持たれた方は、ぜひリンク先から活動を覗いてみてください。
最近よく耳にする「地域創生」や「SDGs」、「クラウドファンディング」も、具体的にどのような活動をしているのかご覧いただき、関わる人たちの意図や思いを少しでも感じ取っていただければ嬉しいです。
以下、クラウドファンディング(CAMPFIRE)での活動紹介記事です。
こんにちは。
数あるプロジェクトの中から私たちのプロジェクトをご覧いただきましてありがとうございます。
鳥取WEDOエリアマネジメントの代表を務めます野崎と申します。
(WEDOはウォーカブルなまちづくりのキーワード(W:ウォーカブル、E:アイレベル、D:ダイバーシティ、O:オープン)です。)
私たちは鳥取市中心市街地のまちづくり、日常的な賑わいづくりの議論と実践を目指す組織です。
そんな鳥取WEDOエリアマネジメントは様々な議論を経て、賑わいづくりの第一歩(社会実験)となるプロジェクトを始動することになりました。
その名も、、、
まちやどりtottoriは、鳥取駅前をとっとりのみんなで楽しむ2か月間(2021年5月1日~2021年6月30日)です。
鳥取駅前オープンスペース(けやき広場、風紋広場、バードハット)は鳥取駅徒歩1分以内にある、しかも他所から見れば贅沢なほどゆったりとした広場ですが、普段はあまり人がいなくて寂しい感じがする場所であるのは、鳥取に住む人なら良く知っているところです。
しかし鳥取駅は1日で5000人が乗降するターミナル駅、鳥取市中心市街地の人だけでなく、周辺6町(岩美町、八頭町、智頭町、若桜町、新温泉町、香美町)の人たちが鳥取駅前オープンスペースを通過しているはずです。
そんな人たちが少しでも鳥取駅前オープンスペースを利用して、滞留してくれたら、人のいる雰囲気が見える形でまちに届き、その雰囲気がさらに人を呼び、鳥取らしい賑わいが生まれるのではないか。
そのための居心地の良いデザインを考え、オープンスペースで実践し、雨宿りをするように広場に少し立ち止まるきっかけを作る。そんな新しい景色と楽しい時間づくりを目指すのが、まちやどりtottoriです。
社会実験は賑わいづくりの第一歩ですが、全く変な方向を向いていては困ります。私たちは、車ではなく歩いて(=ウォーカブル)賑わうまちの将来イメージってどんなものなのか、議論を重ねました。
緑あふれるゆったりとした空間で、人々が適度な距離感を持って思い思いの時間を過ごせるまち
そんな気ままな人々の活動や振舞いがゆるやかに包容された鳥取らしい広場や公園を、歩いて楽しむまち
これが私たちが出した、一つの答えです。
やりたいことを
みつけよう!