本日の1限目、商品企画ゼミ(1・2年合同)の時間を利用して金継ぎの特別授業を実施しました。
講師は本校プロダクトデザイン学科(現:商品企画デザイン学科)の卒業生であるフクモトさん。
現在は、本漆を使った器の修繕と金継ぎ教室を主宰されており、本校講師で元担任でもあった藤本先生のお声がけで
実現しました。
まずはじめに、今週来週の2週で行う作業の内容と漆を使用する上での注意点を説明。
今回の実習は、藤本先生の繋がりで宮島御砂焼窯元の対厳堂さんから提供いただいた陶器を使用しての「呼び継ぎ」
「呼び継ぎ」は、異なる陶器の破片と破片を繋ぎあわせて、また新たな形を作るという技法で、
まずはそれぞれにイメージを膨らませます。
この選ぶ作業が楽しくもあり、やりがいもあるところ。
破片が大きいものは、割ることで細かくしている学生もいました。
ある程度イメージが固まると、フクモト先生が調合した本漆を塗って固めていきます。
カタチを維持するためにマスキングテープも併用。
1つとして同じ作品が出来ないのも、クラスメイトの作品が気になるのも、モノづくりの面白いところ。
乾いた漆に塗る粉の紹介や、実際の作業も見せていただきました。
作業時間はあっという間に経過。
それぞれの作品は先生に預かってもらい、来週までにカタチを整えていただけるとのこと。
また来週、完成作品の様子をお伝えいたします。
商品企画デザイン学科では、自分の頭の中にあるアイデアをカタチにすることが可能。
モノづくりの楽しさに触れられる体験授業も用意しています。
ぜひ、下記よりその内容をご確認いただければと思います。