私はサケスタンド「bonchi」はコロナ渦を想定した日本酒販売をテーマにした架空のお店をデザインしました。出店するにあたり、私はデリバリーサービス、サブスクリプション、予約席とテイクアウトによる用途に応じた快適な空間の三つをテーマに、販売の仕組みを考えました。構想の全てを説明できないので、その中で必要となったツールをデザインしたものを出展します。
ロゴは西条の逸話に出てくる狸をベースに顔は西条の大半をしめる盆地の形と酒蔵の煙突、耳と鼻には実際にも位置している山を取り入れ、西条の風景をイメージして制作しました。店舗イメージは、コーヒースタンドから着想を得たものに酒蔵通りのイメージをプラスする事で新しくも街並みに馴染むようデザインしました。デリバリーバッグは、お酒の町に酒樽を背負った配達員がいたら目立って宣伝になり、観光地としても面白いのでは！？と思い取り入れてみました。ショッパーバッグには狸の尻尾をデザイン、人に贈り物をする時、相手の気持ちを動かしたい、そんなことを考えた時、狸が人を化かす時と同じ顔かもというアイデアからバッグを後ろに隠すポーズを取った時の後ろ姿は尻尾が生えて見えるようデザインしました。
また、サブスクリプションやデリバリーをユーザーがより円滑に使ってもらえるよう、専用のアプリをデザインしました。（アプリの概要は別途動画で説明します）