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背景美術になるには?仕事内容、必要スキルを紹介

CG・ゲーム

マンガ・アニメーション

2025年09月01日

アニメーション作品に欠かせない、魅力的な世界観を作り出す「背景美術」の仕事。キャラクターの動きを引き立て、物語に深みを与える重要な役割を担います。ここでは、背景美術の仕事内容から、目指すために必要なこと、そして就職先まで、詳しく解説していきます。
※海岸沿い豪邸の画像と、インドの街並みの画像は、どちらもイラストです。拡大して見ていただくとよくわかると思います。

背景美術とは

背景美術とは、アニメーションやゲーム、映画などの映像作品に登場する背景を描く職業です。キャラクターが活躍する部屋や街並み、壮大な自然、空や雲といった、作品の世界観そのものを創り出す「縁の下の力持ち」といえるでしょう。

具体的には、以下のような作業を行います。
美術設定: アニメの世界観や舞台となる場所の設計図を線画で描き起こします。
美術ボード制作: 美術監督が描いた設定をもとに、背景の色味や照明などを決めるための「美術ボード」を作成します。
背景が作成: 美術ボードを参考に、実際にアニメで使われる背景画を大量に制作します。複雑なカメラワークに対応するため、3DCGで作成することもあります。

背景美術は、キャラクターの動きを最大限に引き立てるだけでなく、何気ないシーンにも説得力や感動を与え、物語に深みを生み出します。遠近感や空気感を巧みに表現することで、キャラクターがそこに存在しているかのようなリアリティを加えることができます。

細かいパースや色彩表現が必要となる背景美術の仕事では、豊かなデッサン力が求められます。また、デジタル化が進んだ現在では、専用ソフトへの理解も欠かせないため、専門性の高い仕事です。

背景美術になる方法は

背景美術になるために、必須の学歴や資格はありません。しかし、高い画力や専門知識が求められるため、美術系の大学や専門学校で学ぶのが一般的なルートです。
①“専門学校に通う”
背景美術を目指す上で、最も効率的で実践的なルートが専門学校です。卒業までの期間が短く設定されているため、早くプロになりたいという目標を持つ人に向いています。
現場に直結したカリキュラムが用意されている専門学校で、デッサンや色彩、パースといった美術の基礎から、Photoshopなどの制作ソフトの使い方、アニメ制作のワークフローまで、背景美術に必要な知識や技術を体系的に学ぶことができます。また、プロの現場を想定した実践的な授業が多く、卒業後すぐに活躍できるスキルが身につきます。
そして専門学校では、実際にアニメ業界で活躍するプロの講師が指導にあたることが多いため、現場のノウハウを直接学ぶことができます。
加えて、多くの専門学校はアニメ業界とのつながりが強く、企業説明会やインターンシップの機会が豊富です。ポートフォリオ(作品集)の添削や面接対策など、個別の就職サポートも手厚いため、安心して就職活動に臨めます。
②“大学で学ぶ”
芸術系の大学で背景美術やそれに近い分野を学ぶことも、選択肢の一つです。
大学では専門学校よりも在学期間が長いため、デッサン、色彩学、美術史といった美術の基礎を、時間をかけてじっくりと学べます。これは、背景美術の表現力を高める上で非常に重要です。そして、アニメーションだけでなく、絵画、デザイン、建築など、幅広い分野の知識や技術に触れる機会があります。これにより、多角的な視点や発想力が養われます。また、映像制作のプロセス、著作権、ビジネス面など、制作以外の専門知識も習得できます。
③“独学”
独学で背景美術になることは不可能ではありません。ひたすらスケッチやデッサンを行い、画力を磨くことが重要です。また、背景写真の模写や、既存の作品の背景を参考に描く練習もおすすめです。
ただし、アニメ業界は実力主義の世界です。就職活動では、**ポートフォリオ(作品集)**のクオリティが何よりも重視されます。独学の場合、企業が求めるレベルの作品を自力で制作できる画力と、制作ソフトを使いこなすスキルが必須です。独学では客観的なアドバイスを得る機会が少ないため、自主的にSNSなどで作品を発表し、フィードバックをもらう努力も必要となります。

背景美術に必要な知識や技術、資格とは

①“デッサン力・構図力”
背景美術の基礎は、何と言ってもデッサン力にあります。人物より「建物」「自然物」「室内」などの物を描く力が求められます。また、奥行きや建物の構造を的確に捉えるためには、遠近法やパースの理解が不可欠です。
②“色彩感覚”
色彩感覚も重要で、キャラクターとの相性や場面ごとの雰囲気を適切な色合いで表現する能力が求められます。光と影、時間帯や天候による色の変化を理解していなければなりません。また、寒色や暖色の使い分けでシーンの感情を演出することも、背景美術の醍醐味のひとつです。
③“美術設定の理解”
アニメ制作における「美術設定」とは、物語の世界を具体的に視覚化するために、場所や建物、文化、気候、時代背景などをデザイン・定義する設計図です。美術背景は、ただキレイな風景を描くのではなく、アニメの舞台となる世界が「本当にそこにある」と感じさせるために、建物や風景を歴史・文化・気候・様式に沿って描ける力が必要です。
④“ソフトの操作スキル(デジタル)”
アニメの背景美術は現在、ほとんどがデジタル作業です。多くの現場ではPhotoshopを使って背景を描きます。背景を「空」「建物」「床」「光」などに分けるレイヤーの使い方、質感を描き分けるブラシ設定、光の効果やぼかしなどを活用する合成方法などの技術は必須と言えます。
⑤“アニメ制作全体の流れの理解”
背景美術は単独で絵を描くのではなく、アニメーション制作の一部です。背景がキャラクターやカメラワークと自然につながるように描くために、アニメ全体の工程と関係性を理解しておくことが重要です。絵コンテを理解し、作画チームが描いたレイアウトをもとに背景を描くなど、他のパートとの連携が不可欠です。
⑥“コミュニケーション能力”
背景美術はチーム制作です。監督、演出、美術監督、作画チームなど、多くのスタッフと連携しながら作業を進めます。監督や演出の意図を正確に汲み取るヒアリング能力、自分のアイデアを分かりやすく伝える説明能力、そして意見をすり合わせる調整能力が不可欠です。円滑なコミュニケーションは、作品のクオリティを高める上で重要な要素となります。
また、背景美術になるために必須の資格はありません。しかし、Photoshop(Adobe製品)のスキルを証明できる以下の資格は、就職活動でアピール材料になります。

Photoshop®クリエイター能力認定試験
CGクリエイター検定

背景美術に向いている人とは

①“背景専門会社・アニメーション制作会社”
背景美術の主な就職先は、背景美術を専門に扱う「背景専門会社」や、アニメーション制作会社です。多くの制作会社には、美術部門が設けられており、そこで背景美術として働くのが一般的です。ただし、背景美術の仕事は、一般的な就職サイトでは求人が見つけにくい傾向があります。そのため、各社の公式サイトをチェックすることで採用情報を調べましょう。また、専門学校は、業界とのつながりもあるため、一般には公開されない求人情報を持っていることがあります。履歴書の添削、ポートフォリオの準備と併せて、専門学校の就職サポートを活用しましょう。
②“フリーランス”
会社に所属するだけでなく、実力が認められればフリーランスとして活躍することも可能です。経験を積んで高い技術と実績を築くことで、有名作品に携わったり、独立して個人で仕事を請け負ったりする道も開けます。

穴吹デザイン専門学校で背景美術を学べる学科とは

“マンガ・アニメーション学科”と“CG・ゲーム学科”
穴吹デザイン専門学校で背景美術を専門的に学びたい場合は、「マンガ・アニメーション学科」や「CG・ゲーム学科」がおすすめです。
特にマンガ・アニメーション学科では、マンガやイラスト、アニメーション制作を通して、背景美術に必要な描画スキルを習得することができます。デジタルとアナログの両方の技術を身につけ、プロのマンガ家やアニメーターから直接指導を受けることが可能です。
また、CG・ゲーム学科でも、背景美術に不可欠なデジタルスキルを学ぶことができます。ゲーム制作の授業では、世界観を構築するための背景やキャラクターデザイン、3DCGなどを総合的に学びます。
これらの学科では、デッサンや色彩、構図といった基礎的な画力から、PhotoshopやCLIP STUDIO PAINTなどのデジタルツールの使い方、そして業界で活躍するプロの講師から直接指導を受けることができます。
穴吹デザイン専門学校で、あなたの「好き」を仕事にする第一歩を踏み出してみませんか?

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