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優秀生海外派遣インタビュー 後編 (インドネシア)
2019.12.24
海外派遣 2人目のインタビューは CG・ゲーム学科の藤田さんです。

「様々な人種・宗教が混ざり合った東南アジアの文化に興味があるんです」と出発前に語ってくれた藤田さん。
実際に行ってみて、目に映ったインドネシアについてお話を伺いました。
インドネシア最大の都市、ジャカルタ
行くまでは島国のイメージが強かったですが、空港に到着すると建物の近代的なつくりと立派さに驚きました。ジャカルタの街を見渡すと高層ビルが立ち並んでいて、都市の規模は東京かそれ以上のものだと思います。凄く発展してる国なんだと感じました。
ジャカルタには大型のショッピングモールがあるのですが、スラバヤ通りまで出ると商店や屋台が道に並んでいて、そこでも食事や買い物ができます。お店には日本語で「うまい」とか「こんばんは」って書かれたシャツも売られていて面白かったです(笑)。
都市部は発展しているので日本と変わらない家屋が多かったですが、郊外にはずれたところには背の低い小屋のような民家がならんでいて異国の情緒を感じました。


――以前のインタビューでは様々な宗教の人が暮らしているところに興味があるとのことでしたが、実際に行ってみてどうだった?

イスラム教徒が特に多くて、どこの施設にも礼拝室がありました。皆凄く真面目で、礼拝の時間になるとそこでお祈りするんです。街中や、高速道路を走っている車も脇に停めて、「急げ急げ」って礼拝室に向かっているところを見かけました。
女性の服装も基本的に肌を見せないようにしていました。凄く厳しくはないけど、見せない方がいいという考えがあるみたいです。


――気温はどうでした?

暑かったです。11月は雨期に入っているそうなのですが、それでも35℃ありました。
ガイドの方はアロハシャツを着ていましたが、女性はそうもいかないので大変かもしれませんね。


――インドネシアの料理はいかがでしたか?

美味しかったです!ただ、香辛料がきいたものが多くて、どの料理も辛かった(笑)。
パイナップルなどのフルーツが添えられていて、その甘さと辛さでバランスをとってる感じです。
印象深かったのは植物園のレストランで食べた魚のフライです。30cmくらいの魚がまるごと揚げられたものなんですが、これが凄く美味しかった。ちょっと無理かも・・・と感じたのはハッカクの香りが強い料理です。


――日本では なじみのない香りかもしれないね。主食はどういったものになるのでしょうか。

お米です。スーパーなどで売られていました。
言葉が通じなくても、心を通じ合わせることはできると思いました
――インドネシアの学校訪問では、どんなことをしたのでしょうか。

まず最初に挨拶があって、それからお互いの学校で学んでいることをプレゼンしました。ほかにも、インドネシアの学生たちから伝統的な楽器の演奏を聞かせてもらったり、踊りを見させていただきました。
日本の伝統音楽のような静かで厳かな印象のものではなく、色鮮やかな衣装を着て体を激しく動かすような、凄くリズムがよくて楽しくなるような音楽・踊りでした。
――コミュニケーションは大丈夫でしたか?

簡単な英語でやりとりをしました。
インドネシア語は英語に近い単語があったりして、英語を喋れる人が多いそうです。

次に行った学校は日本語を学んでいるところでした。「普段どんな勉強してるの?」とか、「好きな日本の芸能人っている?」とか、学生たちと問題なく会話ができたので面白かったです。
女の子のなかには“嵐”のようなアイドルグループが好きな人がいたり、今放送されている日本のアニメを観ている人もいました。インターネットを通じて、日本のコンテンツにリアルタイムで触れているようです。今はインターネットで誰もが作品を発表できるということにあらためて気づきました。世界の人に向けて言葉が通じなくても分かるような作品をつくることができれば、多くの人を楽しませることができるのではないかと思います。


――なにか お土産があれば見せてもらえますか。
自分用には買わなかったんですけど、このブレスレットは姉妹校に行った時に、そこの学生からもらったものなんです。
インドネシアの伝統的な織物なのだそうです。帰り際にその人が、Google翻訳を片手に「これは私の大切なお守りなのですが、あなたにあげてもいいですか」「いつか私もそのブレスレットのように、日本に行きます」と言われて。


――いい話だ。今度は日本でその人に会えるといいね。今回の海外研修は他の学校の生徒たちと一緒に行動したと思いますが、どうでした?

スゴイ楽しかったです。部屋に戻っても 夜中10時とか、11時くらいまでずっと話したりとか。
連絡先も交換しました。


――去年海外に行った学生たちは、日本に帰ってからも時々集まって情報交換しているそうですよ。

いいですね!インドネシアに行って思ったのは、日本国内ならいつでも会えるってことです。
飛行機で片道7時間くらいかかりましたからね・・・(帰りは機内泊だった)。
全然会えるじゃんって。日本国内は近いです。
考え方の違いを理解し、尊重しあうことは人間の共通認識であるべき
――今回の研修を通じて学んだことや、考え方が変わったことなど あれば教えてください。

王立博物館に行った時、いろいろな宗教の仏像を見ながらガイドさんから聞いた話なんですが、ヒンズー教と仏教の仏像は壊されていて、状態がよくないらしいんです。
なぜかというと、イスラム教の人たちにとって仏像は偽物で、崇めてはいけないという考えだから、他の宗教を良く思わなかった昔の人たちが全部壊してしまったというんです。
それを聞き、考え方が違うからといって、なぜその人にとって大事な文化を壊しちゃったりするんだろうって強く思いました。
考え方が違うことで良いこともあれば 悪いこともあると思います。だけど、たとえ共感できなかったとしてもそれを受け入れることができたらいいなって、そういう思いがとても強くなりました。

独立記念の塔を見学にいった時、そこで独立戦争で起きた虐殺の話を聞いたのですが、お互いを受け入れていけたらいいのに、それができないのは悲しいと思いました。


――貴重なお話、ありがとうございました。
現地の人々と交流し、インドネシアの歴史にふれたことで人として深みが増したように感じられる藤田さん。
これからの学校生活で どのような活躍をみせてくれるのか楽しみです。
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