建築学科とインテリアデザイン学科の1年生は、新緑の気持ちいい中、新しい広島の名所となっている、おりづるタワーの展望台に見学に行きました。
この建築は、古いオフィスビルをその構造だけ残して一度解体し、新しく再生したリノベーションと呼ばれる手法で建築されました。その際に、広島の過去、現在、未来を歴史的地理的な視点から体感することのできる特別な場所として、この展望台がデザインされました。
設計は、広島が世界に誇る建築家、三分一博志さん。直島や宮島のプロジェクトなどでもよく知られています。
引率は、昔から設計者と親交のある西尾先生が担当されて、細かなデザインの秘密や意図まで説明をされました。
地域や環境に根ざして、その場所でしか生まれない空間デザインについて、体感、理解できたのではないかと思います。
ここは本当に特別な場所ですね。確かに入場料はかかりますが、この体験をすれば、納得の設定ではないでしょうか、と個人的には感じました。
広島は世界から観光客が訪れる場所ですね、これからデザインが広島で必要となる場面はさらに増えて来るのではないでしょうか。そんなことを考えた1日でした。