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暮らしを彩るデザインとモノづくり inエコデザイン工房

ジャーナル

2025年05月17日

建築学科・インテリアデザイン学科で非常勤講師を務めてくださる小笹 和子先生主催のデザインイベントへお邪魔しました。
会場は株式会社エコデザイン工房
「自然素材に囲まれて健康でゆたかな暮らしを実現する」をモットーに、「自然素材」に囲まれた住まいに特化し、「住人十色」の暮らしのデザインを提案する企業様です。
川のせせらぎや木のざわめきを感じられる空間で、モノづくりに関わる各分野の作家さんたちの個性豊かな作品が並んでいました。

 

室内には、雑貨やアクセサリーが並ぶ一角に、小笹先生の描かれたポストカードや日本画も販売されていました。
色とりどりの透明水彩画や、建築物やインテリアを描いた手描きパース、そして岩絵具を使用して描かれた日本画。それぞれに違った技法や風合いが感じられます。
日本画に使用される「岩絵具」とは、主に鉱石を砕いて作られた粒子状の色粉で、膠液(にかわ)と水を混ぜ合わせ、塗り重ねていきます。
日本画の用紙は日本古来の「和紙」を使用し、強度や耐久性があるため岩絵具を塗り重ねたり水で色を落とすことも可能だそうです。
また、「揉み紙」といってくしゃくしゃに揉み、丸めて伸ばして貼り、その上に色を重ねたり、金箔や銀箔を貼って絵の色味に変化を出すといった表現もあるのだとか。

会場の外では、エコデザイン工房様によるワークショップも開催されていました。
自然木の一部を使用した「モビールづくり」
組み合わせ次第で自分だけのオリジナル作品を作ることができます。

完成見本がこちら

スタッフの森下様からモビールづくりの説明を伺っていると、なんと当校の卒業生の方でした。
さらに驚いたことに、森下様はひろしま建築学生チャレンジコンペで最優秀賞を受賞された「君田そらのにわ-OGINAU」の設計にも携わられたとのこと。
改めて本校の卒業生が様々な分野で活躍されていることを肌で感じ、大変誇らしく思いました。

魅力的な作品との出会いを通して、デザイン、そしてモノづくりの奥深さと可能性を学べるイベントでした。
お招きくださった小笹先生、そして株式会社エコデザイン工房様、この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

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