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グラフィックデザイン部門 修了・卒業制作コンテスト

グラフィックデザイン

グラフィック部門の修了・卒業制作コンテストを実施しました!
コンテスト当日、会場に並んだ作品は
一年生と二年生合わせて七十以上。

テーマや手法も様々で、
グラフィックデザイン学科の学生ができることの幅広さを
感じられる空間になりました。
審査してくださるのは、
“H”ADC審査会で
グランプリを受賞されたグラフィックデザイナーの中山慎介さんと
準グランプリの関浦通友さん。

一つ一つの作品を、じっくりとご覧くださいました。
審査の様子を、どきどきしながら見守る学生たち。

作品選出の過程では、
それぞれの作品への意見もたくさん伺うことができました。
嬉しい言葉だけでなく鋭い指摘もあり、
有意義な時間になったのではないでしょうか。

最終審査に進んだ作品は、
学生によるプレゼンテーションが行われました。
そして、
学生との質疑応答と
審査員お二人の白熱の討議の末…
「これ!」と
5作品が選ばれました!
グランプリは、
詩集『プラネタリウム』!
一年生の作品です。
自作の詩をまとめた一冊は、
審査員二人の意見が文句なく一致しての
受賞となりました。



準グランプリは二作品。
一つ目は、
『殺処分防止の為の愛犬と使うふたつの手帳』。
二年生の作品です。
愛犬を大切にして過ごしてほしいという制作者の思いを
二種類の手帳に集約した機能面でのデザインと、
ユーザーに配慮したグラフィックとしてのデザインが、
高く評価されていました。


二つ目は、
竹久夢二の詩の世界をオブジェとグラフィックで表現した
『青い小径 -見て、触れる夢二のことば-』。
二年生の作品です。
オブジェの完成度の高さは、まさに圧巻。
詩の世界をグラフィックで表現する、という難しい題材に、
丁寧に取り組んだ作品でした。


中山さん選出の審査員特別賞は
絵本『おおかみくんのいえで』。
こちらも二年生の作品です。
制作者の思いが詰まった物語と
温かみのあふれる本の佇まいに、
中山さんご自身が
「泣きそうになりました」と言ってくださったことが
印象的でした。


関浦さん選出の審査員特別賞は、
『青木養蜂のアートディレクション』。
二年生の作品でした。
クライアントに取材しその想いをくみ取り、
使用する素材や表現方法も吟味して制作された作品。
「今回出品された全作品の中でも、完成度が特に高い」と、
関浦さんから評価していただけました。


受賞されたみなさん、おめでとうございました!
長時間にわたり丁寧な審査をしていただいた
中山さん関浦さん、本当にありがとうございました。

受賞した作品を含め、修了・卒業制作は、
三月に広島県立美術館で行われる展示にて
ご覧いただけます。
ぜひ足をお運びください!

コンテストは来年度も行われます。
今回学んだことを活かして、
一層成長した学生の作品に期待しています!

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