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グラフィックデザイン学科 卒業・修了制作コンテスト

ジャーナル

2025年02月17日

グラフィックデザイン学科で、
卒業・修了制作コンテストを行いました。

1年生の修了制作、2年生の卒業制作の中から
審査員をお招きして優れた作品を選んでいただきます。

審査員のお一人は
2024年度広島アートディレクターズクラブ審査会で
グランプリを受賞された高塚遼さん。
穴吹デザイン専門学校グラフィックデザイン学科の卒業生です!

もうお一方は、
2024年度広島アートディレクターズクラブ審査会で
準グランプリを受賞された
ペンギングラフィックス 中村和人さん。
審査をお願いするのは、今回で2度目となります。

学生が会場とネットでの中継を通して見守る中、
審査員のお二人は一点ずつ丁寧に作品をご覧くださいました。

今回は事前に制作物に関する資料に目を通していただいていたこともあってか、
審査にかかる時間は例年より短く、スムーズ進んでいるようでした。
全部で100点あまりの制作から、一次審査、二次審査を経て、
最終選考まで残ったのは6点。

その中からグランプリに選ばれたのは、この作品!
小児クリニックのブランディング「ぱおこどもクリニック」。
卒業制作です。

「 幼い頃の私のような病院嫌いの子が
 1 人でも行きたいと思える小児科を
 病院嫌いの私目線でブランディングした小児科 」ということで、
あたたかみのある色彩と素材感、キャラクターが印象的な制作に仕上がりました。
全16点からなる作品は、見た目にも迫力があります。

お二人の意見も一致した、文句なしのグランプリでした!
続いては、準グランプリ。

ひとつめは、
絵本と紅茶を融合させた新しい体験を提供する
卒業制作「旅するキツネ」。
コンセプトは「絵本と紅茶が織りなす物語の世界」。
絵本と紅茶を融合させることで物語の世界を味わいながらさらに没入できるよう
工夫が施されています。

絵柄の魅力、完成度の高さが高い評価を得ていました。
準グランプリ、ふたつめは
卒業制作「くるる」。

グラフィックを始めたばかりの学生に、
季節ごとに贈るカレンダーです。

カレンダーに用いられているグラフィックの
視点や表現方法に高評価をいただきました。
準グランプリ、みっつめは
卒業制作「ナゴミファーム」。

「祖母の営む畑のブランディング」というこの制作では
ロゴマークにあしらわれた帽子が野菜や果物に変化するアイデアも
好評を得ていました。
続いては
審査員それぞれが一点ずつ選ぶ、審査員特別賞。

中村さんの選んだ審査員特別賞は、
卒業制作「 鯉 KOI HANA 札 」。

広島にゆかりのある場所や名産品と融合した
花札の絵柄が魅力的な作品です。
高塚さんの選んだ審査員特別賞は、
卒業制作「have a break」。

道路標識のモーション グラフィックス映像です。
会場に駆け付けた制作者のプレゼンテーションも
審査員の心を動かしていました。
最後に受賞者で記念撮影!
みなさん、おめでとうございます!!
今回のコンテストでは、受賞者が全員2年生。
1年生のグランプリ受賞もめずらしくない本学科のコンテストでは、あまりない結果でした。

片付けが始まる中、
記念撮影を終えた審査員にお願いして
自分の制作に関してコメントをもらう1年生がちらほら。
メモを取りながら少し厳しい意見にも熱心に耳を傾ける1年生の姿に、
来年度が楽しみになりました。

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