2026年01月20日
アクセサリー、ジュエリー、服飾雑貨の企画・製造、販売事業を展開する(株)サンポークリエイトに務める卒業生たちに、現在のお仕事に興味を持ったきっかけややりがい、デザイン業界に飛び込んだ経緯、アナブキへの入学動機など、幅広くお話を聞いてみました!
アクセサリー、ジュエリー、服飾雑貨の企画・製造、販売事業を展開する(株)サンポークリエイト。
「アネモネ」「mimi33」「SIENA ROSE」などのブランドを運営し、全国のファッションビルを中心に約60店舗を展開しており、一度は商品を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、(株)サンポークリエイトに務める末好さん、永井さんのお二人に、お仕事についてお話をうかがいました。
2023年度にアナブキを卒業しました。
現在はアクセサリーの鋳造や研磨などを中心に担当しています。
※鋳造:鋳型に溶かした金属を流し込んで冷やし固め、アクセサリーの形を作り出すこと
※研磨:研磨剤や工具を使って表面の小さな傷や汚れ、酸化膜を取り除き、金属の地肌を滑らかにして光沢やツヤを出す加工のこと
2011年度にアナブキを卒業しました。
私は、永井さんたちが鋳造や研磨したアクセサリーなどを、さらにに加工したりパーツを組んだりする業務を担当しています。
色がついて綺麗に商品になる一歩手前を見ていて、これがお客様の手に渡るんだ、というのを日々作業しながら実感しています。
携わった製品が店頭に並び、店舗スタッフの方から好評の声をいただけるときですね。
鋳造する製品によって機械の設定数値が細かく変化するため、その条件がぴたりと合い、狙い通りに仕上がったときは嬉しいです。一方で、作業が不十分で表面がボコボコしていると、そこを次のチームが整える必要がある。そのあとの工程にも影響が出てしまうため、常に原型に近い形を意識しながら、丁寧な作業を心掛けています。
私も、実際に店頭に並んでいるのを目にしたときですね。「あ、私がパーツを付けた商品だ」って。
身近な人から、「お店で見たよ」「買ったよ」といった声をもらうと、生活の一部に加わって彩を添えるのを実感できて嬉しいです。
金属は、熱や時間に左右されるので、商品によって機械の細かい数値を見極めて調整するのが難しいです。
あとは、長時間同じ体勢が続いたり、思い金属をトングでつかんで運んだり、作業の段階で出た石膏の塊を運んだりと力仕事が多いので、そこは少し大変です。おかげで利き手だけ筋肉がつきました(笑)
金属加工したり、細かいパーツを組んで制作するので、複雑なデザインものを形にするときは大変です。1ミリの箇所にレーザーを使ってパーツをくっつけたりとかするので、ちょっとずれると火傷しちゃったり。
集中力がいりますね。
意外と体力を使いますよね。
そうそう、たまにストレッチしたりね(笑)
「右手の方が太いんです(笑)」と永井さん
私はブリュッケです!
当時はクラス単位で出し物を披露していて、オリジナルの家具や雑貨をみんなで作って販売したり、コンペ形式でお客様に一番よい商品を選んでもらって優勝を競ったり。みんなで残って準備したのも良い思い出です。
僕もブリュッケが印象に残っています。
卒業生も有志で作品を販売できるので、今年度も同級生が出していて、手伝いにいきました!
あとは、学生時代はアクセサリー専攻を選択していたので、オリジナル作品を制作していました。今身に付けているリングも自分で作ったもので、面によってで凹凸などデザインに変化を持たせていて、どちらを表にするかで印象が変わるところがポイントです。
社歴も担当業務も違うおふたりですが、それぞれの視点からお話いただけました。
僕は、今同じチームの先輩とふたりで作業していますが、尊敬している先輩の技術に早く追いつきたいという気持ちと、同時に僕だからこそできる視点も大事にしたいなと思っています。
私と永井さんは作業チームとしては違いますが、色々な場所に行って目にして、手に取って、知見を深めたり経験を重ねることが、新たな視点やアイデアにつながるんじゃないかなと思います。
私は過去に今とは違うインテリア業界に務めていましたが、その際に見てきたものなんかも経験として現在も役立っていると感じます。
ありがとうございます!
僕は、もともと家具デザインに興味があったのですが、だんだんと「ものづくり」や「デザイン」全般に幅広く興味を持ち、アナブキなら2年で幅広く学べるなと思って入学しました。ぜひ自分の好きなことを突き詰めてほしいです。
あとは、僕は就活でけっこう迷って、色々な業界や企業を見たんですけど、働く前から多様な世界があるんだということを知ることができたので、迷ったことも無駄ではなかったんじゃないかなと思います。
あとは、とにかく「作る」!もともと高校生のころから、動画制作やアパレルデザインなど、幅広く何かを作っていたのですが、お世話になった人に色々作っているとポートフォリオに入れられて強みになるよとアドバイスいただきました。
末好さんがおっしゃっていたように、ジャンルを問わず色々なものを見て学ぶということも大事だと思います。
今はアクセサリーの制作に携わっていますが、もともと異業界で、「作る側」ではなく、「販売する側」で、そこでもさまざまなことを学ぶことができました。
デザインに関わる業界や職種は幅広いので、自分の中で選択肢を狭めずに広く視点を持ってほしいです。
対談を終えて、永井さんのお仕事現場をご紹介いただきました。
やりたいことを
みつけよう!