建築学科・インテリアデザイン学科の特別講義にて、アップサイクルコミュニティ「ナガスタ」を運営する合同会社とこらぼの金澤さまにお越しいただきました。
金澤さまは、廿日市市の商店街で空き店舗となっていた「ナガタストアー」を、「人」と「モノ」が交わるアップサイクルの拠点として活用する活動をおこなっています。
金澤さまは、もともと左官職人と平行して、再開発が決まり取り壊される予定の商店街を拠点にまちづくりの活動をおこなっており、その経験をもとに、廿日市市地域支援員だった黒木さまと出会い、のちに「合同会社とこらぼ」を設立されました。
「ナガスタ」は、第27回ひろしまベンチャー助成金 「ひろしまベンチャーエコ特別賞」を受賞しています。
金澤さまの活動内容や、「ナガスタ」が現在の形に至るまでのお話のあと、学生たちへの課題として空き家の活用方法を考えてもらいました。
まずは、各自ワークシートにアイデアを出していきます。
その後、グループワークにうつり、各々の提案について意見交換をおこないました。
グループワークのあとは、それぞれの意見をひとつの案としてまとめ、各チームの代表者から発表してもらいました。
今回の講義で、「アップサイクル」というキーワードをもとに、単純に古いものを新しく作り上げるだけでなく、元々そこにあるものに新たな価値を見出し、その空間が人と人、人とモノの出会いの場となり、地域の活性化につながる事例を学生たちは学ぶことができました。
金澤さま、この度は貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。
やりたいことを
みつけよう!