卒業・修了制作コンテストのイラスト部門が開催されました。
ここでは、学生の皆さんがこれまでの学びの集大成として制作した作品について、コンセプトや工夫した点などをプレゼンしてもらいます。
審査員として、PC用ゲーム開発・販売をおこなう株式会社ネクストンの政木 和善様をお招きし、各作品を評価していていただきました。
厳選なる審査の結果、5作品が受賞作品に選ばれました。
おめでとうございます。
「記憶の小部屋」
マンガ・アニメーション学科
加藤 晶希
工夫した点:背景にあるシャンデリアや額縁の中まで出来る限り本物に視えるように細かく描き込むことを心掛けました。
「祓」
マンガ・アニメーション学科
中山 祭
コンセプト:和風ファンタジー。
工夫した点:作品全体に視線が行くように、光のエフェクトを描き、迫力と重厚感を意識して仕上げました。
「swirl of darkness」
CG・ゲーム学科
熊木 暖花
コンセプト:暗い秘密が隠された魔法学校がコンセプトです。
工夫した点:魔法に飲み込まれているように工夫しました。
「にゃんにゃんドルチェ!」
マンガ・アニメーション学科
戎屋 霞
コンセプト:メイドカフェでの接客ゲームがコンセプトです。
工夫した点:二人のキャラの印象が被らないよう配色や髪型をはじめ、対比が生まれるように意識してデザインしました。全体を明るく鮮やかな色合いにしたため色味の調整が大変でした。
「友人」
CG・ゲーム学科
永見 知華也
工夫した点:描き込み量で前後の距離感を出したこと。
コンテスト終了後、審査員の政木様より総評をいただきました。
今回選ばれなかった作品のなかにも、もう少し手を加えれば選ばれていた可能性があるものも多くありました。社会に出ると、これまで学校で得た能力で戦う権利を得ることができます。そして、学校までが学ぶステージではなく、社会に出てからも学びつづける必要があります。1年生は今学校で出される課題を「仕事」だと思って取り組んでほしいです。その意識があればどこへいってもやっていけます。自分自身の作品が人(ユーザー)にどのような影響を与えるのか、自分がその分野を好きになった作品などを思い出してみて、自分の感性で色を選ぶ力を培っていってください。
また、これから就職活動を進めていく学生たちに向けて、企業選びのコツもお話いただきました。
クリエイティブの世界を目指す学生たちにとって、大変勉強になったかと思います。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
個別での質問にも快くご対応いただきました。
今回受賞した作品は、卒業・修了制作展2025でご覧いただけます。
2/15(土)はAMオープンキャンパスを実施。学生作品の説明ツアーもありますので、ぜひこちらをご活用ください。(遠方の方は交通費の支給もあります)
そのほか在校生の作品も展示するので、ぜひ実際に見てみてください!
やりたいことを
みつけよう!