2025年08月20日
広島市西区商工センターにオープンする日興ホームグループ広島支社「KItoNOKO」
設計を建築学科・インテリアデザイン学科・商品企画デザイン学科非常勤講師で、設計事務所「ure」代表の岩竹 俊範先生が手掛けました。
ここでは、住まいや暮らしについて自由に語り合える交流の場として、今後たくさんの方があたたかく迎え入れられます。
まずは、社屋で使用される椅子やテーブル搬入をお手伝いしました。
これらも岩竹先生が選定されたとのこと。実際に県外の工場へ足を運んだり、実物を取り寄せて選び抜かれた家具について、直接お話をうかがいました。
職人さんの巧みな技術によって細部まで丁寧に仕上げられた家具が、空間のあたたかな雰囲気をさらに引き立てています。
ミーティングルームで使用されているテーブルは岩竹先生が設計デザインされたものだそうです!
搬入作業を終え、岩竹先生から学生たちに向けて建物の造りについてご説明いただきました。
木のぬくもりを感じる施設内には、ところどころに細やかなこだわりが。
天井に近い部分に複数の窓があるため、自然光が入り込み空間に開放感をもたらします。
また、大きな吹き抜けがあり、1階と2階とでは雰囲気が変わるのも魅力です。
建物には何千本もの木材が使用され、それらひとつひとつが大工さんたちの手作業によって仕上げられています。
CM撮影の様子も見学させていただきました。
学生たちは専門分野ではありませんが、ひとつのプロジェクトに多様な分野の方々が関わっていることを実感している様子でした。
(当校には、映像について学べる学科もあります)
実はこの「KItoNOKO」
ロゴマークや施設内の表示案内のデザインを、グラフィックデザイン学科・商品企画デザイン学科非常勤講師の矢吹 菜美先生が手掛けています。
クレヨンを使って描かれたイラストからフォントデザインに至るまで、すべて矢吹先生がデザインしているそうです。
ひとつの空間が出来上がるまでに多くの人が関わっていること、そして何かを作るうえで利用する方の立場になって提案することの重要性を、学生たちは実際の現場に行くことで改めて学ぶことができました。
「KItoNOKO」は、8月24日(日)よりオープン予定とのことです。
一般の方もご来場いただけるオープンイベントを実施するそうですので、ぜひ足を運んでみてください。
当日配布されるグッズですが、軍手やサコッシュのイラストを矢吹先生、パンフレットの写真撮影を本校卒業生の足袋井 竜也氏が担当されています。
これからこの場所に訪れる人々が、住まいについて前向きに考えられるような工夫が随所に感じられました。
やりたいことを
みつけよう!