2022年11月28日
公益社団法人日本パッケージデザイン協会が主催する「JPDA STUDENT AWARDS 2022」において、グラフィックデザイン学科の在校生、小田さんが銀賞を受賞しました。
おめでとうございます!
テーマ「つなぐ-Connect-」に対して、小田さんがどのような作品を制作したのか、ご紹介します。
JPDA STUDENT AWARDS 2022 銀賞
ホット Dog
designer:小田恵維
コンセプト:犬をテーマにしたリードのパッケージ
いろんな種類の犬を作ることによって、ホットドッグにかかってあるもの(リード)も違っていたら、様々な組み合わせが作れて可愛いと思いました。
今回は作成例として、柴犬とダックスフンドに、ケチャップとマスタードをかけた作品にしてみました。
本校のパッケージデザインに関する授業の講師、関浦先生に、作品について聞いてみました。
課題に挑戦したクラス全体にも言えますが、「つなぐ」というテーマに対して、
みんなの発想がそれぞれ面白いと思いました。
中でも小田さんの「ホットDog」は犬のリードという発想がユニークでした。
確かにリードは、飼い主と愛犬の間を文字通り“つなぐ”アイテムなんですよね。
イラストの少しとぼけたかわいいイメージが、そのままモックアプとして立体化出来たことにも驚きました。
どのようなデザインでも完成させるためには様々な課題を克服しなくてはいけません。
今回の作品で言うとリード(商品)をパッケージに、ホットドックにかける、
ケチャップのように固定するための方法に苦労して、試行錯誤を重ねていました。
完成した作品は、3匹の犬の姿が、とてもキュートで軽やかで、
一見苦労を感じさせません。(そこが何より素晴らしい!)
が、実はしっかりとした検討と、実践があって形になったところに
私も含めてプロのデザイナーをもうならせるデザインの魔法がかかっていると思います。
裏面の商品説明の表示も丁寧に作られています。(そこにも注目してください!)
デザインは独創と共感のバランスです。
関浦
やりたいことを
みつけよう!