2021年10月23日・24日、
広島市内のギャラリースペース・ふらんす座で行われた
卒業生の個展『僕は僕を見ていた』に
お邪魔しました。
グラフィックデザイン学科に在籍していた時から
自分で物語をつくり、絵を描いて、本をつくっていた美須寿さん。
修了制作と卒業制作で取り組んだ絵本に加えて、
新しい2冊の絵本と原画も展示されていました。
展示のスタートから、
椅子に座って絵本をじっくり読む人があちこちに。
「以前から好きだった場所で展示できたことが嬉しい」と話してくれた
白い小さな展示会場は、静かに物語を味わうのにぴったりの空間のようでした。
会場には新作だけでなく在校生の時のスケッチブックもあり、
卒業後の彼女の成長や努力も感じられました。
展示の期間中は、美須寿さんのクラスメートだけでなく、
現在学校で制作に取り組んでいる在校生も足を運んだそう。
「在校生の話を聞けて、懐かしさを感じつつ、良い刺激をいただきました」
彼女の中には、これからも新しい物語が生まれるはず。
これからの作品が楽しみです。そして、
この展示が良いスタートになりますように!