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コロナ禍でのオンライン授業の取組み

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「デザインを、オンラインで学ぶということ」

穴吹デザイン専門学校ではコロナ対策の新しい取り組みとして、5月14日からオンラインの授業をスタートしました。


自宅にいながら、学習できる。
遠く離れた場所にいるクリエイターから 話を聞くこともできる。


オンラインにはたくさんのメリットがあります。

ただ、「なにかをつくる」という 実習のイメージが強い デザイン分野が、オンラインを取り入れることにより どのような授業に変わっていくのか気になるところです。


そこで、アナブキのオンライン授業の取り組みについて 先生たちにお話しを伺いました。


オンラインツールの活用による新たな試み
オンラインでは学生たちのPC画面に授業が映され、それを観ながら作業をしていくことになります。

学生のなかにはPCにまだ慣れていない人もいれば、インターネット回線によるトラブルで音声が途切れてしまうとことも考えられるので、学生たちがストレスなく授業に参加できるように様々な工夫をしてオンラインの授業を展開しています。


たとえば 聞き逃したり、分かりづらかった部分については、授業内容がまとめられた資料がサーバーなどで管理されているので、学生たちはそれを閲覧することにより、いつでも予習・復習ができる仕組みになっています。


先生への質問やお互いのコミュニケーションもオンラインでは難しいように感じられますが、ツールを活用することで問題なくやり取りをすることができます。
授業のなかでインターバルをおいて質問をする時間を設けたり、専用のチャットルームを設けるなどして、オンラインでも質問がしやすい環境づくりをしています。
グラフィックデザイン学科「業界研究」
先生の問いかけに、学生たちは画面内にフセンを貼りつけて答えていく。
オンラインならではの強みや特徴
オンラインの場合、教室の前の席か後ろの席かといった物理的な問題がないため、フラットに、何十人もの学生と同じ距離感で授業できるのが特徴です。
全員が1対1で話を聞いてくれるような感覚となり、かえってお互いのことを近く感じ、伝えられる情報も増しているのではないかと期待しています。


また、学生たちのつまづきに気づき、すぐに回収できるというメリットもあります。
分からなかったことがないかを質問するアンケートフォームを作成しておいて、授業の途中や、最後にそれに答えてもらうことで、全員の状況についてその場で知ることができます。
対面の授業では見えづらかった部分まで把握することができるので、より早い段階でフォローができるようになったと思います。
マンガ・アニメーション学科「社会人基礎・業界研究」
学生一人ひとりのオンライン授業の理解度が確認され、必要なバックアップがなされる。
オンライン授業のこれから
新型コロナウイルスの感染拡大予防の観点だけではなく、オンラインだからこその優れた部分については今後も積極的に活用していくことで、学生たちにより効果的な支援やアドバイスができると考えています。


学生にとっても授業内容の確認や、講師への質問や課題提出のアクセスが時間と場所を問わず可能になるのは大きな利点であり、これらを使いこなせるようになっておくことで、今後のネット社会にも対応できる新しい人材となるのではないかと期待しています。
建築学科「建築史」
歴史的な建築物のスライド写真を見ながら、その成り立ちを学ぶ。
オンライン授業のアンケート評価結果
オンライン授業を行うにあたり、現状の課題を見つめ、教育の質を向上させるべく、学生たちにアンケートの協力をお願いしました。
アンケートは全学年を対象に、オンライン授業が開始された5月14日 ~ 29日にかけて回答を得たものです。回答数は745件。学生は週毎に回答しているため、率直かつ冷静な意見が集まっているものと思えます。

授業内容の理解については、「理解できた」「まあまあできた」と答えた学生が 75%となっており、教室内の授業とくらべても比較的高い理解度を得ることができています。

その他の質問項目についてもおよそ 90%近くの人が好意的に評価をしており、オンラインの授業であっても上手く活用していくことで、対面と同等の教育を提供することが可能であると分かりました。

対面授業と比較する質問においては、全体的に肯定的にとらえている人が多い一方で、教室での授業も当然評価しているという学生たちの率直な感想がうかがい知れ、大変興味深い結果となりました。
穴吹デザイン専門学校では新型コロナウイルスの影響により、6月以降は分散登校というかたちでオンラインの授業を継続して行って参ります。
この状況が落ち着きを取り戻し、オンラインでの授業が通常の授業に戻ったとしても、有益な部分については今後も活用していくことで、より良い教育を学生たちに提供していきたいと考えています。

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